血流・リンパの循環改善による麻痺の回復、むくみの改善に効果が期待できます。
慢性的な筋肉の緊張やコリをほぐすことで、痛み・痺れの緩和などの効果が期待できます。
適度な関節の運動により、関節可動域改善などのリハビリ効果が期待できます。
麻痺などによる関節拘縮や筋力低下に対して、 関節の可動域を拡大し、筋力増強を促し、 症状の改善を目指します。
鍼灸における医療保険の適用は、下記の6疾患とそのほか慢性的な疼痛を主症とし医師が同意した病名の場合となります。
1 | 神経痛 | 2 | リウマチ |
3 | 頚腕症候群 | 4 | 五十肩 |
5 | 腰痛症 | 6 | 頚椎捻挫後遺症 |
7 | その他 |
頭皮や全身のはり施術の刺激により、脳への血流改善が期待できます。
車イスのままでも、ベッドで寝ている姿勢でも状態に合わせて施術させていただきます。
皮膚に直接お灸をせずに、間接的に温めます。直接お灸をするよりもソフトな刺激で温めます。
皮膚に直接もぐさを置いて、線香の火を使用してお灸します。
刺激はやや強めで、直接ツボに熱刺激を入れます。8分や9分で消して、刺激を調整することも可能です。
当院では使い捨ての鍼を使用しています。鍼は髪の毛ぐらいの太さです。
鍼は非常に柔らかく、柔軟性があります。
縫い針とは違い細胞を避けながら進むので、細胞を傷つけず出血もほぼありません。
てい鍼(ていしん)は、直接刺さずに皮膚に当てるだけの鍼(はり)です。
筋肉のコリを押したり、ツボに軽く当てたりして刺激を与えます。
また皮膚や頭皮にこすって刺激を与え、血行を促進します
手のひらや指などを使って
皮膚、血管、リンパ、筋肉
を刺激することで、
筋肉の緊張やコリがほぐれ、
血流が良くなり、
内臓の働きが活発になります。
体格や皮膚の感覚などは人によって違うので患者様の状態に合わせた方法(手技)で施術を行います。
強い刺激が苦手な方や
体が弱い方(高齢者など)には手のひら等による
軽擦マッサージを中心に行い、
筋肉のこわばり(頑固なコリ)や
麻痺などによるシビレや拘縮等で強い刺激が必要な方には、
指圧、圧迫法、強擦マッサージを行います。
また関節拘縮など関節の動く範囲が狭くなり、
日常生活に不具合が生じたり、
血液循環が悪化して浮腫や痛み等が出る方に対しては
関節運動を行います。
症状に応じて膝、股関節などに、
他動運動、 自動介助運動、自動運動を患者様に合わせて行い、
関節可動域を広げ、日常生活を行いやすくします。
人間の身体には、本来
自然治癒力
が備わっており、
病気や怪我などに対して自らで治そうとする力を持っています。
いわゆる免疫力
です。
治そうとする過程の中で様々な反応を生じます。
例えば、風邪をひくとウイルスの増殖を抑えようと発熱します。
胃の調子が悪いと 食欲が無くなったり、
口内炎などの症状を引き起こし、
自然と食欲を低下させ胃腸に負担がかからない様にしています。
そのような中で身体は血行不良となり体表面には様々な反応がでてきます。
「肩、腰がこる」 「手足が冷える」 「筋肉が引きつる」
などの訴えを生じるようになります。
体には全身に様々なツボがあり、痛みやコリ、冷えや不快感が現れます。
鍼灸、マッサージはこの
自然治癒力を高めるお手伝いをするというのが本来の目的です。
血行不良からくる症状や痛みに対し、
最適なツボを選択し、
そこにハリ又はお灸をします。
その結果、自律神経が調整され、
血流が良くなり自然治癒力が高まります。